日本代表前監督の岡田武史、母校でリーダーシップ論を熱弁
2010年11月17日 19:01

[映画.com ニュース] サッカー日本代表前監督の岡田武史氏が11月17日、母校・早稲田大学(東京・新宿区)で公開講義「岡田ゼミ」を行った。スペインの2大サッカークラブ「バルセロナ」と「レアル・マドリード」を題材に独自のリーダーシップ論、マネジメント論などを解説した。
「岡田ゼミ」は2010FIFAワールドカップでサッカー日本代表をベスト16に導き、今年8月にWOWOW専属サッカー解説者に就任した岡田氏が、同局運営の「リーガ・エスパニョーラ」特設サイトで持論を展開するオリジナルコラム「岡田ノート」の特別版。会場となった大隈講堂には、同大学の3~4年生を中心に約250人が招待された。
岡田氏は現在、レアル・マドリードの監督を務めるジョゼ・モウリーニョを例に「あれだけのスター軍団がついていくのは、彼らのハートをつかんで信頼関係を築いているから」と分析した。自身の経験も踏まえ、「選手には愛情をもって接するが、こびてはダメ。『このおっさん、何するかわからんぞ』という緊張感がないと」と強調。だからこそ、求められるリーダー像は「上司として矢面に立ってあげられる存在。私もマスコミの前で選手の悪口は言ったことがない」と断言した。
就職活動を控えた学生たちには、「人生には誰しも『落ちる』瞬間があるが、それはより高く飛ぶためにしゃがむのと同じ。そこで簡単にあきらめなければ、不思議と神様は必ずごほうびをくれる。頑張れば強くなれるし、この時代を生き抜いた世代はすごい世代になるかもしれない」とエール。先日は「胃痛オブ・ザ・イヤー」を受賞し、流行語大賞では「岡ちゃん、ごめんね」が候補に挙がるなど、さまざまな苦難を乗り越えた岡田氏の言葉に、聴衆は熱心に耳を傾けていた。
クラシコ第13節「バルセロナ対レアル・マドリード」は11月30日午前4時45分からWOWOWで放送。
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