藤村俊二「ふたたび」初日に谷啓さん偲ぶ
2010年11月13日 14:55

[映画.com ニュース] 塩屋俊監督が5年間温めた企画を映画化した「ふたたび swing me again」が11月13日、公開初日を迎え、塩屋監督をはじめ主演の鈴木亮平、財津一郎、MINJI、藤村俊二、犬塚弘が東京・有楽町スバル座で舞台挨拶を行った。
ジャズバンドに青春をかけた健三郎(財津)が、50年間抱き続けた夢を果たすため、孫の大翔(鈴木)とともにバンド仲間を探すロードムービー。映画初主演を果たした鈴木は、「信頼してキャスティングしてくださった監督、温かく見守ってくれた大先輩に感謝します」と万感の面持ち。全国キャンペーンを通して、各地の映画に対する愛情に触れ「改めて人と人とのきずなに気づかされた。自分自身にとっても特別な作品になった」と語った。
そんな鈴木に対して、塩屋監督は「4年前に一度企画が頓挫したとき、亮平が見せた悲しそうな顔が忘れられなかった。絶対リターンマッチをするぞと決意した」。ハンセン病を扱う同作は当初、なかなか製作が進まなかったといい、こちらも感慨深げ。そして、「口説くのに3カ月かかったが、主演が財津さんでなければ企画は成り立たなかった」と最敬礼だった。
その財津は、「もう申し上げることはありません。監督にとっては、ベイビーの出産のようなお気持ちでしょう。私自身、感謝の気持ちでいっぱい。この作品を見て物思う秋にしてチョウダイ!」と往年のギャグを披露した。
元クレイジーキャッツの犬塚は、若き日に共演したアルトサックス・プレイヤーの渡辺貞夫との劇中セッションを「まさか数10年ぶりに共演できるとは。あのツーショットは最高だったね。あうんの呼吸でわかるんですよ」と述懐。トロンボーン奏者を演じた藤村は、「演じながら『これは谷さんだな』って。先に逝った谷さんに手紙でも書きたい」と今年急逝した元クレイジーキャッツの谷啓さんを偲んだ。
関連ニュース






新文芸坐の極上音響企画「Ryuichi Sakamoto: CODA」、坂本龍一監督の「東北ユースオーケストラ演奏会2023」の一部を6月23日上映
2023年6月21日 16:00
映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者のヤバい映画
【アクション好きに激烈オススメ】とにかくイカれてる!ハチャメチャに次ぐハチャメチャが痛快すぎた!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI