波瑠と平田薫が“スール宣言”
2010年10月26日 21:26

[映画.com ニュース] コミック&TVアニメ化され人気を博した今野緒雪のライトノベルを実写映画化した「マリア様がみてる」の完成披露試写会が10月26日、都内のホールで行われ、主演の波瑠と未来穂香をはじめ、平田薫、滝沢カレン、秋山奈々ら総勢9人のキャストが舞台挨拶に立った。
同作は、上級生が下級生と“スール(姉妹)”の契(ちぎ)りを結ぶ制度が伝統となっている私立リリアン女学園で、平凡な1年生の祐巳が学園のスター・祥子から突然の “スール宣言”を受けたことで起こる騒動を描く。
キャストが「みなさん、ごきげんよう」とリリアン女学園の制服姿で登場すると、客席は大歓声に包まれた。女生徒のあこがれの的・祥子を演じた波瑠は、「限られた時間の撮影で不安な面もあったけど、完成してうれしい。同世代の女の子が集まった現場は和やかで、高校時代を懐かしく思い出した。原作の世界観を大事に、素敵な映画に仕上がっている」と自信をのぞかせた。現在13歳の未来は、「撮影中は大変なこともあったけど、修学旅行みたいにみんなと大部屋で楽しかった」とあどけなく振り返った。
私生活では姉妹の末っ子だと話す波瑠は「実は甘ったれ。平田薫ちゃんのようなしっかりしたお姉ちゃんがほしい」とこぼした。一方の平田は「波瑠ちゃんは凛とした女優さんだけど、プライベートではいじりがいのある子。妹にしたい」と、まさかの“スール宣言”で会場を盛り上げた。
「マリア様がみてる」は、11月6日から全国で公開。
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