ピクサー初の女性監督が製作途中で降板 女性差別と非難する声も
2010年10月25日 11:45
[映画.com ニュース] ピクサー・アニメーション・スタジオ初の女性監督として、2012年6月15日の公開が予定される「ブレイブ(原題)」で長編映画デビューを飾る予定だったブレンダ・チャップマンが降板。代わりに、同社の短編「ワンマンバンド(One Man Band)」を手がけたマーク・アンドリュースが監督を務めることが明らかになった。
「ブレイブ」は、ピクサーにとって13本目の長編映画にして、初の女性監督作となる予定だった。チャップマンは、ドリームワークスのアニメ「プリンス・オブ・エジプト」で共同監督を務めたのち、ピクサーで数年前から「ブレイブ」の脚本を含めた製作準備にあたっていたとされる。降板の理由は不明だが、同社では過去にも「トイ・ストーリー2」「レミーのおいしいレストラン」といった作品で監督が交代した例がある。
一方、この報道を受けて、ネット上ではピクサーを女性差別主義的と非難する声も上がっている。スタッフが男性中心であることに加えて、映画の内容も男性を主人公にしたものが多いためだ。その点「ブレイブ」は、弓の名手になることを夢見る王女が主人公のフェアリーテールで、リース・ウィザースプーン、エマ・トンプソンらが声優に名を連ねるなど、当初からピクサー初のガールズムービーとして注目を集めていた。
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