榎木孝明、企画・主演作「半次郎」万感の公開初日
2010年10月9日 14:26
[映画.com ニュース] 榎木孝明主演の映画「半次郎」が10月9日に公開初日を迎え、榎木をはじめAKIRA(EXILE)、白石美帆、五十嵐匠監督が東京・シネマート六本木で舞台挨拶に立った。
同作は、幕末維新を駆け抜け、生涯にわたって薩摩軍の西郷隆盛を支えた男・中村半次郎(後の桐野利秋)の半生に焦点を当てた大河ロマン。「HAZAN」や「長州ファイブ」で知られる五十嵐監督が、西南戦争の壮絶な戦闘シーンをダイナミックに描く。
企画者でもある半次郎役の榎木は、「夢にまでみた初日。感無量です」と感慨に浸った。「昔からあこがれをもって持っていた人物で、いつの日か自分で演じたいと思っていました。言い続けることで夢はかなうもの」と企画経緯を説明。そして、「最近の日本には、ぼっけもん(薩摩弁で豪傑の意)的な男性が減ってきている、だからこそ半次郎のような格好いい日本人を描きたかった」と語った。
また、時代劇初挑戦となったAKIRAは、半次郎の盟友・永山弥一郎を演じた。榎木と五十嵐監督からの熱いオファーに心打たれたそうで、「魂を込めて演じたいと思った」と述懐。劇中で殺陣も披露し、「肉体的に痛めつけないとダメなタイプなので、現場以外にも家の庭で木刀を使ってひたすら練習しました。隣の住民にはおかしな人だと思われていたと思います」と話した。また、半次郎を慕い続ける女性・さとを演じた白石も「この作品、この役に出合えたことが財産です」と笑顔を浮かべていた。
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