遠山景織子「毎日かあさん」で4年ぶり銀幕復帰
2010年10月4日 06:01
[映画.com ニュース] 女優の遠山景織子が、小泉今日子と永瀬正敏の共演作「毎日かあさん」に出演することがわかった。遠山の映画出演は、「アンフェア the movie」(2007)以来で、約4年ぶりの銀幕復帰となる。
遠山は、一世を風びしたドラマの映画版「高校教師」でヒロインの柏木繭役に抜てきされ、映画デビュー。ヌードも辞さない体当たり演技で臨み、第17回に本アカデミー賞新人俳優賞や第36回ブルーリボン賞新人賞など、各映画祭の新人賞を総なめにした。
同作で遠山が演じるのは、永瀬扮する元戦場カメラマンのカモシダに公園で絡まれる母親役。水鉄砲で無邪気に遊ぶ子どもを見たカモシダは、戦場で子どもが銃殺される光景を目にしているため、「子どもに銃なんか持たすな!」と怒り、遠山演じる母親を怒鳴るというシーン。アルコール依存症で入退院を繰り返すカモシダが抱える心中の暗部を垣間見させる重要な場面だ。
西原理恵子の代表作が原作で、1995年2月22日に結婚し、04年2月22日に離婚した小泉と永瀬が再び夫婦役として共演する同作。西原家で実際に起こったエピソードをもとに、サイバラとカモシダ、6歳の息子、4歳の娘が繰り広げる日常生活を、笑いあり、涙ありで描く。
「毎日かあさん」は、2011年2月5日から全国で公開。
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