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高良健吾、初の主演作は「泣かせようとは思っていない」

2010年9月25日 15:30

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母親役の宮崎美子も、2人の成長にしみじみ
母親役の宮崎美子も、2人の成長にしみじみ

[映画.com ニュース] 高良健吾の主演最新作「おにいちゃんのハナビ」が9月25日、全国で32スクリーンで公開。映画初主演を飾った高良をはじめ、谷村美月宮崎美子大杉漣国本雅広監督、主題歌「今、君に言っておこう」を書き下ろした藤井フミヤが東京・有楽町スバル座で初日舞台挨拶を行った。

同作は2005年秋に放映された、新潟県中越地震の1年後を見つめるドキュメンタリー番組のエピソードをもとに製作。400年の伝統と世界一の花火を誇る「片貝まつり」が行われる小千谷市片貝町を舞台に、白血病で余命わずかの妹・華(谷村)の懸命な姿に触れ、兄・太郎(高良)が地元の成人会で花火に青春をかける。

高良は、「皆さんのなかに“難病もの”という偏見もあるかもしれませんが、僕としては泣かせよう、泣かせようとは思っていません。撮影中は、美月ちゃんに自分の精一杯の気持ちが伝わればとだけ考えていたし、それは見てもらえればわかっていただけると思います」と万感の表情。「映画は見てもらわなければ、ないものと同じなので、ぜひたくさんの人に伝えてほしい」とアピールした。

役づくりのため、髪を剃り落として撮影にのぞんだ谷村は「初日を迎えてうれしい気持ちと寂しい気持ちを同時に感じます。私自身、もう一度友だちと見たいです」とニッコリ。難役を通して「誰かのことを思って笑顔でいることや、他人への思いやり。華ちゃんから得ることがすごく多かった。今まではあまり意識せず生活してきたが、こういう仕事をしている以上は、なおさら心がけていきたいです」と語った。

そんな2人の姿に、母親役の宮崎は「現場でもすくすく伸びていくし、人としても大きくなっていった。伸び盛りの若い人たちっていいな」と笑顔を見せる一方、「この映画には家族全員がそろっての食事シーンがないんですね。身の周りにある、何でもない幸せを改めてかみしめた」としみじみ。藤井は「この曲は、主題歌にしていただいたことも含めて、とても運に恵まれている。映画の感動を最後の一滴まで思い起こしていただければ」と話した。

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