溝端淳平「俳優である以上使命」とゴールドリボン活動に参加
2010年9月8日 19:29

[映画.com ニュース] よさこい祭りに情熱を燃やす若者たちの実話を映画化した「君が踊る、夏」(香月秀之監督)のチャリティトークショーが9月8日、都内で行われ、主演の溝端淳平、子役の大森絢音、ジャーナリストの鳥越俊太郎が出席した。
同作は、小児ガンに侵され、つらい闘病生活をおくる少女さくら(大森)の願いをかなえるため、新平(溝端)率いる若者たちが伝説のよさこいチームを再結成させ、祭りへ参加するため切磋琢磨(せっさたくま)する姿を描く青春映画。
同イベントは、小児ガンの患者及び家族を支援する「財団法人 がんの子供を守る会」のゴールドリボン基金活動を多くの人々に認知してもらう目的で実施。溝端は、「チャリティの経験があまりないので、この作品を通じて参加できて心からうれしい。映画を通して何かを伝えていくということは、俳優である以上使命だと思う」と決意表明。そして、「良い意味でいまどき珍しい真っ直ぐでピュアな映画。色々なテーマがつまっている」とPR。小児ガンの少女を演じた大森も「(モデルになった女の子と)実際に会ったら、すぐ仲良くなれちゃうような元気で明るい子だった。たくさんの人に色々なことが伝えられてうれしい」と話した。
自身も4度のガン手術を乗り越えた鳥越は、「人間は誰でも免疫力をもっている。『よさこいを踊りたい!』という目的が少女の免疫力を高め、その命のもつ不思議な力で病気を乗り越えている」と持論を展開。そして、「ストーリーは決して軽々しいものじゃないが、心が清々しくなるような映画。シンプルだけど引き込まれる」と絶賛した。
「君が踊る、夏」は、9月11日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント