溝端淳平、巨大な箱に入れられ「恨みます」とトホホ
2010年5月27日 20:33

[映画.com ニュース] 「阿修羅ガール」で知られる作家・舞城王太郎の原案を映画化した「NECK ネック」の完成披露試写会が5月27日、東京・新橋のヤクルトホールで行われ、主演の相武紗季、溝端淳平、白川士監督が舞台挨拶に立った。
人間の恐怖心を実体化させるナゾの木箱“ネック・マシーン”を使い、本物のお化けを生み出そうとする大学院生の杉奈(相武)と、その実験台にさせられた大学生の友和(溝端)の恋模様を描いた青春ホラー。この日は、溝端が劇中同様、ネック・マシーンに入った状態で登壇し、客席の女性ファンから黄色い歓声を浴びていた。相武は、「これほど似合う人はいない」と太鼓判。一方、箱から首だけ出した溝端は「二度と入らなくていいと思っていたので、スタッフを恨みます」と嘆き節だった。
相武は福井弁に挑戦し、「楽しい反面、苦労した。今は2カ国語を操れる気持ち」と自信満々。テンションの高い大学院生という役どころに、「もともとテンションは高くないので、ずっとアゲようアゲようと頑張った。そうしたら、監督から『落ち着きないな』って言われちゃって」と苦笑い。箱から出た溝端も、映画の中では終始ハイテンションだが、「普段からテンション高いんで、素のままですね。普段は抑え込んでいるほどなので、リミッター解除できました」とうれしそう。相武に対して「ひょっとして、うっとうしかったですか?」と不安な表情も見せた。

また、相武は「溝端君が現場にあるストーブで、フランクフルトを作ってくれた。修学旅行みたいで楽しかった」とサービス精神に感激。一方の溝端は、「相武さんは撮影が終わると、1分くらいで着替えて帰っちゃうんですよ。サッパリ帰る姿が男らしくて格好いいなって」と“男気”にほれ込んでいた。白川監督は「楽しく怖い映画に仕上がった。ぜひ見た人に元気になってもらえれば」と感無量の表情だった。
「NECK ネック」はアスミック・エース配給で、8月21日から全国で公開。
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