藤井フミヤ「俺の100倍しっかりしてる」と同郷・高良健吾に感心しきり
2010年9月2日 20:49

[映画.com ニュース] 引きこもりの兄と余命わずかな妹の実話を映画化した「おにいちゃんのハナビ」のプレミア試写会が9月2日、都内のホールで行われ、主演の高良健吾と谷村美月、宮崎美子、大杉漣、国本雅広監督が舞台挨拶に立った。
同作は、毎年世界一の花火が打ち上げられる新潟県・小千谷の片貝町を舞台に、兄妹の心の交流を丁寧に描きだす。
高良は「順番を意識したことはないけど、初めて自分の名前が一番最初にくる作品で、特別な作品になった。見る人それぞれに自由に感じてほしい」と話した。撮影のためスキンヘッドにした谷村は、「ついに公開を迎えるんだという実感がわいてきて、少しさびしい気持ちもある」と心情を吐露。そんな谷村を高良は「僕は現場ではいつも緊張でフラフラしてるけど、美月ちゃんはいつも堂々としていた。本当に素敵な女優さん」と称賛。両親役の宮崎と大杉も「2人とも若いのに本当しっかりしている!」と感心しきりだった。
また、サプライズゲストとして歌手の藤井フミヤが登場し、4年ぶりに作詞・作曲を手がけた同作の主題歌「今、君に言っておこう」を披露すると、会場の盛り上がりは最高潮に。藤井は高良と同じ九州出身ということで意気投合したそうで、「オレが22歳のときの100倍しっかりしてる。この映画には今の日本に欠けてる家族愛のようなものがたくさん詰まっていて、見たら心が浄化された」と話した。
「おにいちゃんのハナビ」は舞台になった新潟で9月11日から先行上映。9月25日から全国で公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





