もたいまさこ、“孫娘”のエアギターを「クール!」と絶賛
2010年8月28日 16:10

[映画.com ニュース] 荻上直子監督の3年ぶりとなる新作「トイレット」が8月28日、全国40スクリーンで公開。荻上監督をはじめ、主演のもたいまさこ、カナダ出身の女優タチアナ・マズラニーは、東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶に立った。
カナダ・トロントを舞台に、日本からやって来た“ばーちゃん”(もたい)と風変わりな3兄妹(マズラニーら)の奇妙な同居生活を描く。荻上監督は「現地のスタッフが、日本人と同じくらいのスピード感で働いてくれた。(「かもめ食堂」を撮影した)フィンランドはみんなのんびりしていて、ちょっとイライラしていたので(笑)」。海外ロケで、いかに自分のカラーを突き通すかがチャレンジだったといい「反省点もあるが、大満足している」と振り返った。
荻上作品の常連であるもたいは、劇中、ほとんどセリフがない役どころで「私としては『ラッキー! しゃべらなくって済むんだ』と思いましたね」とニンマリ。撮影中は現場の様子を隅々まで“観察”していたといい、「こんな面白い経験はなかなかない。映画という共通言語があるから、大きなアクシデントもなかったし、何より監督が頼もしいですからね。ビルの一棟くらい建てるんじゃないかってくらい」とその手腕に太鼓判を押した。
27日に来日したばかりのマズラニーは、「こんにちは、タチアナです。よろしくお願いします。映画楽しかったですか?」と日本語で挨拶。「一カ所にこんなに人がいる光景は、(カナダでは)見たことない。今はショッピングに行きたくてウズウズしています」と日本を満喫している様子だ。劇中では、華麗なエアギターを披露。「猛練習したし、今でも私のパソコンには50パターンくらいの動画が残っているわ。本番は楽しかったのひと言。仕事なのにいいのかなって」と振り返った。
一方、もたいは“孫”のエアギターを、「クール!」と親指を突き上げて大絶賛。荻上監督は「ワガママな三女という役柄は、私自身の投影。タチアナは本当にかわいくて、いるだけで周りを幸せにしてくれる」と語った。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ