ももいろクローバー、紅白出場をシロメ様にお願い
2010年8月13日 18:36

[映画.com ニュース] ドキュメンタリータッチで描かれるホラー「シロメ」の初日舞台挨拶が8月13日、東京・池袋シアターグリーンで行われ、同作で映画デビューを飾る6人組アイドルユニット「ももいろクローバー」とメガホンをとった白石昇士監督が登壇した。
「週末ヒロイン」のキャッチフレーズで人気の平均年齢15歳の“ももクロ”メンバーが、テレビ番組の収録で、“シロメ”と呼ばれる化け物が潜むと噂される廃墟を訪れるが、そこで数々の超常現象に襲われてしまう。撮影は6月上旬に「心霊スポット番組の収録」と偽った形で行われ、本人たちは6月26日開催のライブイベントで、初めて自身の映画デビューを知らされた。
ももクロのメンバーがアイドル衣装から一転、“女優”を意識したゴージャスなドレス姿で登場すると、ファンは拍手喝さい。リーダーの百田夏菜子は、「歩くのも大変。みんなぎこちないよね」と慣れないヒールに悪戦苦闘していた。
ほかのメンバーも、「映画なのに演じていないのが見どころ。台本もストーリーもない状態で、素の表情が見てもらえる」(高城れに)、「6人の中でホラー好きは誰ひとりいない。撮影中はガチで帰ろうとした」(有安杏果)、「ドッキリだと知ったときは、ホッとしたのと悔しい気持ちが入り交じった」(佐々木彩夏)など、銀幕デビューについての思いを吐露。百田は、「ホラー映画なのに主題歌がめちゃめちゃポップ。そこがももクロらしい」と新曲「ココ☆ナツ」のPRも忘れなかった。
「ノロイ」「口裂け女」などで知られるホラー映画界の新鋭・白石監督は、今回のドッキリ方式の撮影を「生きのいい表情を撮るための、ある意味、人体実験。皆さんの頑張りは予想以上で、最後にはジンときてしまった。感動的な部分が引き出せたのも、ももクロらしい」と健闘を称えた。
映画に出演した浄霊師の神島剣二郎、霊能者の宗優子が“乱入”。悲鳴をあげるメンバーをよそに、神島は「みんなよく頑張ったね。シロメ様は神様なので、みんながパワーを出せば、味方になって願い事を叶えてくれるはず」。早速、百田らは、ファンとともに「シロメ様、シロメ様。ももいろクローバーを紅白歌合戦に出してください」と声を合わせて祈願していた。
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