中谷美紀、「阪急電車」主演で“鉄道映画”の女王に
2010年8月4日 12:13

[映画.com ニュース] 中谷美紀の主演最新作が、有川浩の人気小説を映画化する「阪急電車」に決まり、戸田恵梨香と共演することになった。婚約中の恋人を後輩社員に奪われた“アラサー”OLに扮する中谷は、「同じ車両に乗り合わせた見知らぬ人も、人生の紆余曲折に一喜一憂する人間であることに気づかせてくれるこの作品を、戸田恵梨香さんと一緒に演じられることを楽しみにしています」と意気込んでいる。
同作は、兵庫・宝塚の宝塚駅から西宮の今津駅までを結ぶ阪急今津線を舞台に、片道たった15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々を描く。撮影は12月にクランクインし、約1カ月のオール関西ロケを敢行。阪急電鉄も撮影用に列車を走らせるなど全面協力を約束し、配給元の東宝が属する阪急阪神ホールディングス約30社がバックアップする。さらに、地元・宝塚だけに、宝塚歌劇団のタカラジェンヌたちのカメオ出演の可能性もあるという。
中谷にとっては、一大ブームを巻き起こした「電車男」(2005)でエルメス役を演じて以来の“鉄道映画”。ドラマとの相乗効果もあって興行収入37億円の大ヒットを記録した下地があるだけに、今回は車両内でどのような出会いを繰り広げるのか注目が集まる。
兵庫出身の戸田は、思い入れもひとしおのようで「『阪急電車』と聞いただけで親しみを感じました。台本を読んでいると、どことなく関西に戻っているような感覚になっていました」。さらに、幼少のころから中谷にあこがれていたといい「共演させていただけることにとても興奮しています。中谷さんの足を引っ張らないように、精一杯頑張りたいと思います」とコメントを寄せた。
「阪急電車」は、2011年初夏に全国で公開予定。
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