木村多江、ヘビ料理にも平然
2010年8月3日 19:32

[映画.com ニュース] 木村多江主演で桐野夏生の人気小説を映画化した「東京島」の完成披露試イベントが8月3日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われ、主演の木村ほか、共演の窪塚洋介、福士誠治、鶴見辰吾、柄本佑、木村了、染谷将太、篠崎誠監督ら総勢20人が登場した。
同作は、旅の途中で嵐に遭遇し、無人島に漂着した43歳の清子(木村)が、同じく島に漂着した23人の若い男たちと共同生活を送るなかで、次第にあらわになる人間の欲望や本性を描く。
木村は、沖永良部島や徳之島で行われた撮影について「毎日岩場にロープやハシゴで降りたり、すごい現場だった。毎日足をつったりしていました。だんだん孤独になって、部屋にいるヤモリや虫に話しかけていました」と述懐。窪塚は「2カ月間、島にいて、一度だけ東京に戻ったとき、またすぐに島に戻りたくなった。過酷ではあったけど、自然からパワーをもらった」と話した。

劇中、男たちが全裸で海に向かうシーンの撮影では、木村は「どこに目をやったらいいのか困りましたが、皆さんナーバスになっていたので、母親のような気持ちで大丈夫かなと見ていました」と苦笑い。窪塚は「あれはフルCGです。ポリゴンですよ」とボケてみせたが、実際のところは「前バリがはずれそうで危なかったです」と明かして笑いを誘った。
そしてこの日は、木村から男性陣へスタミナをつけるための料理が振る舞われた。食材が明かされないまま、焼き鳥風の肉料理を食べた男性陣は、口々に「ブヨブヨする」とその食感に戸惑い気味。料理の正体は、劇中でも清子が捕まえて料理したシマヘビの肉で、木村は「私も島にいったら普通にヘビをさばいているかも」とケロリしていた。
「東京島」は8月28日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ブラックバッグ
【大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下】全感覚を研ぎ澄ませろ――ネタバレ厳禁の超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

ラスト・ブレス
【“地球で最も危険な仕事”の驚がく実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しい超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

トロン:アレス
【映画を変える“伝説の映画”】「アバター」「マトリックス」など数々の傑作は、「トロン」がなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント