「機動戦士ガンダムUC」第2話、10月30日から劇場上映決定
2010年7月21日 20:14
[映画.com ニュース] 人気アニメ「機動戦士ガンダム」のシリーズ最新作で、作家の福井晴敏が手がけたオリジナル小説を映像化する「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の第2話「赤い彗星」が、10月30日から2週間限定で劇場上映されることが決まった。
同作は、「ローレライ」「亡国のイージス」で知られる福井が書き下ろしたベストセラー小説を、全6話で映像化するもの。世界観の異なるさまざまなシリーズが展開されるガンダム作品のうち、第1作「機動戦士ガンダム」(1979)と同じ「宇宙世紀」が舞台設定だ。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(88)から3年後の宇宙世紀0096年、歴史を覆す秘密が眠る「ラプラスの箱」を巡り、地球連邦軍とネオ・ジオン軍残党の争乱がぼっ発。その戦いに巻き込まれながらも、成長していく少年バナージ・リンクスの姿を描く。
DVD&ブルーレイ発売に先がけた劇場での上映、プレイステーション3およびPSPでのネットワーク配信など複数メディアで同時展開されている。第1話「ユニコーンの日」は今年2月20日から劇場上映、3月12日にDVD&ブルーレイが発売された。
第2話は、前話で事件のカギを握る純白のモビルスーツ「ユニコーン」を託されたバナージと、ラプラスの箱を狙うネオ・ジオン軍残党の首魁(しゅかい)で、「シャアの再来」の異名をもつ仮面の男フル・フロンタルとの出会いを描く。
監督は「らんま1/2」「るろうに剣心」の古橋一浩。主題歌を女優の栗山千明が「CHiAKi KURiYAMA」名義で担当している。
10月30日から東京・新宿ピカデリーほか全国8館で2週間限定上映。期間中は劇場限定版のブルーレイも先行販売する。同日よりプレイステーションストアで配信もスタート。DVD&ブルーレイの一般発売は11月12日。