メル・ギブソン、所属事務所社長を激怒させる
2010年7月13日 16:38
[映画.com ニュース] 元恋人のロシア人歌手オクサナ・グリゴリエバへのDV疑惑で、米当局による捜査の手が及んでいるメル・ギブソンの所属エージェンシーWMEが、ギブソンの登録を抹消したことが分かった。また、DV疑惑を裏付ける可能性のある録音テープも公開され、ギブソンを取り巻く状況はさらに厳しくなっている。
米Radaronline.comが公開した約8分間のテープには、ギブソンとグリゴリエバとされる男女が電話で激しく口論している会話が録音されている。女性が「子どもを抱えている女の顔を殴って歯を2本も折るなんて、なんて男なの!」と責めると、男性は「お前には当然の報いだ」と殴打を認める発言をしている。米当局は、このテープを捜査資料とする可能性もあるとしているが、今のところギブソン側は、このテープに関するコメントを避けている。
さらにこのテープには、ギブソンとされる男性によるアフリカ系アメリカ人に対する差別発言が録音されている。関係者によれば、この発言がWMEのアリ・エマニュエルCEOの逆鱗(げきりん)にふれ、登録抹消に至ったという。
エマニュエルCEOは、2006年にギブソンが飲酒運転で逮捕され、ユダヤ人に対する差別発言を行った際、ハリウッドにギブソンのボイコット活動を呼びかけた人物。ギブソンは当時、ライバル・エージェンシーのICMに所属していた。
ギブソンは、撮影を終えた「ハウ・アイ・スペント・マイ・サマー・バケイション(原題)」とジョディ・フォスター監督作「ザ・ビーバー(原題)」の2本の主演作の公開を控え、初期段階にある企画も数本抱えている。WMEの登録抹消により、これらの作品の先行きも分からなくなった。
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