「涼宮ハルヒ」「らき☆すた」のヤマカンが再びダンスに挑んだ理由
2010年6月29日 20:36

[映画.com ニュース] 川島海荷とお笑いコンビ「はんにゃ」の金田哲が主演する「私の優しくない先輩」の試写会が6月29日、東京・秋葉原UDXシアターで行われ、出演の児玉絹世と山本寛監督が舞台挨拶に立った。
同作は、妄想が趣味の女子高生・イリオモテヤマコ(川島)が、あこがれの南先輩(入江甚儀)に宛てたラブレターを、キモくてウザい不破先輩(金田)に見られたことから起こる騒動を描いた青春恋愛劇。児玉はヤマコの根暗な同級生・喜久子を演じている。
「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」「かんなぎ」といった人気アニメを手がけ、「ヤマカン」の通称で親しまれる山本監督は、今回が実写初挑戦。過去の代表作では毎回ダンスシーンを取り入れており、今回も川島演じるヤマコが歌う広末涼子のカバー曲「MajiでKoiする5秒前」にのせたダンスシーンが登場する。この日は児玉が、AKB48などのダンスで知られる振付師・夏まゆみの振り付けによるダンスパフォーマンスを披露し、観客を沸かせていた。
山本監督は、「仕事をなんでもいいからくださいと(製作の)アスミック・エースに営業をかけたら、脚本が送られてきて、喜んで引き受けたら実写だった。本業はアニメだとは思っているけど、学生時代に舞台も含めてひと通りやったし、実写、アニメの線引きはあまりしていない。演出家の仕事は変わらない」と実写に挑んだ経緯を説明。しかし、児玉が「実写なんだけど、キャラクターとかにアニメっぽさがある」と話すと、山本監督は「アニメ監督がよくやる失敗ね。僕もやっちゃったのかなあ」とぼやいて笑わせた。
ダンスシーンはワンカットの長回しで撮影。山本監督は「ダンスはもう『かんなぎ』で終わりにしたつもりだったんだけど、プロデューサーがうるさいから入れた。その代わり、撮影は長回しで、振り付けには夏先生をという条件を出した。無茶ぶりだと思っていたら、本当に両方とも用意されたのでやった」と裏話を暴露。そして、「6テイク回して、一番勢いのある1テイク目を使った」と話した。
「私の優しくない先輩」は7月17日より全国で公開。
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