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「ザ・ロード」のヒルコート監督、ビゴ・モーテンセンのなりきりぶりを絶賛

2010年6月25日 16:46

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オーストラリア出身のヒルコート監督、本作は長編4作目
オーストラリア出身のヒルコート監督、本作は長編4作目

[映画.com ニュース] 「ノーカントリー」の原作者として知られる作家コーマック・マッカーシーの小説がまたひとつ映画化された。ビゴ・モーテンセン主演の「ザ・ロード」。荒廃した地球に生き残った父と息子が、寒さと飢えと迫り来る危険のなかで、ひたすら南を目指す旅路を描いたサバイバル・ロードムービーで、メガホンをとった「亡霊の檻」「プロポジション 血の誓約」のジョン・ヒルコートが語った。

「アメリカでもっとも優れた、かつダークな作家のひとりと言われるマッカーシーの小説のなかでも、この本は父と子の美しいきずなを描いた希望を感じさせるもので、そこに大きく心を動かされたんだ。だから小説にできるだけ忠実に、その特異な世界を裏切ることなく映画化することは、僕の一番のミッションだと思っていた」

といっても、世紀末的な世界を舞台にした物語を映像化するのは決して簡単なことではなかった。原作には世界が終えんを迎えた理由は書かれていない一方、その描写はとてもリアリスティックだ。そのためヒルコート監督は、ハリケーン・カトリーナの被害を受けた直後のニューオーリンズや、放置されたハイウェイなど実際のロケーションを使って雰囲気をかもし出したという。

「そういうものをスタジオで作り出すのは大変な予算が掛かるし、何よりもリアリティを持たせたかったんだ」

リアリティと言えば、父親役に扮したビゴ・モーテンセンのなりきりぶりも凄まじい。「イースタン・プロミス」では完ぺきなロシアなまりの英語を披露していたが、今回は食料難の設定のためにぎりぎりまで減量し、実際に寒さと戦いながらの厳しい撮影状況を乗り切った。その様相には、ヒルコート監督も深く心を動かされたという。

「ビゴなしにはこの映画は考えられなかったよ。彼はタフな環境のなかに自分を浸して、ゴミやホコリが肌に付くのもあえてそのままにしていた。その顔はエモーションや激しさ、力強さ、優しさに満ちていて、とにかく印象深かった。本当に希有な俳優だ」

極限状態の父と子、その親子愛を通して、人間の尊厳や善良さを深く問いかける問題作に仕上がった。

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