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リュック・ベッソン、次回作はほしのあき起用で「不思議の国のアデル」?

2010年6月7日 15:53

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ベッソン監督に撮ってほしーの
ベッソン監督に撮ってほしーの

[映画.com ニュース] 仏映画「アデル ファラオと復活の秘薬」のリュック・ベッソン監督と主演のルイーズ・ブルゴワンが6月7日、東京・港区のザ・リッツ・カールトン東京で会見した。

同作は、20世紀初頭のフランスやエジプトを舞台に、ベストセラー作家で冒険家のアデル(ブルゴワン)が、重傷を負った妹を助けるために「復活の秘薬」を求めて繰り広げる姿を描く。

ベッソン監督は、「今の世の中は経済危機もあって暗くなっているから、こういうときこそ楽しく軽やかな映画を作るべきだと思った。日本の観客はフランス文化にも通じているし、1900年代初頭のパリの美しい風景も再現しているので、反応を楽しみにしているよ」とアピールした。

また、過去に「レオン」でナタリー・ポートマン、「フィフス・エレメント」「ジャンヌ・ダルク」でミラ・ジョボビッチを見出してきたベッソン監督。今回は、フランスのTV局で「ミス天気予報」として知られるブルゴワンを抜てき。「若いけど才能ある女優。ルイーズがいることでフランスは今後良くなるだろうし、日本に彼女を紹介できてうれしい」と絶賛した。

そのルイーズは、「映画に1作しか出たことがなかったのに、選ばれて驚きだった。監督はとても熱心で厳しいところもあったけど、いつもカメラの後ろにいて、とても近い距離にいてくれた」と述懐。劇中では数々の変装も披露しており、「女優として豊かな経験をさせてもらった。勇気があって無謀で、男性がやるようなヒーローを演じることができてうれしい」と話した。

また、グラビアアイドルのほしのあきが“宣伝ミューズ”として、アデルをイメージしたミニスカート姿で登場。ほしのは、「ヒロインをとても魅力的に撮ってくれる監督なので、何か機会があればどうですか?」と猛アピール。ベッソン監督は、「アデルがこんなミニスカートをはいていたら仕事にならなかったね」とデレデレで、「『不思議の国のアデル』にしようか。僕はウサギ役をやるよ(笑)」とご機嫌だった。

アデル ファラオと復活の秘薬」はアスミック・エース配給で、7月3日から全国で公開。

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