「007」シリーズ最新小説を米作家ジェフリー・ディーバーが執筆へ
2010年5月31日 10:50

[映画.com ニュース] 「007」シリーズの映画のほうは、新作の撮影が無期限で延期されたままだが、ファンはその前に同シリーズの最新小説を手にすることになりそうだ。イアン・フレミング財団が、米ベストセラー作家ジェフリー・ディーバーに新作の執筆を依頼したことが明らかになった。
映画化された「ボーン・コレクター」に始まる“リンカーン・ライム”シリーズで知られるディーバーは、優れたスリラー小説に与えられる英国推理作家協会のイアン・フレミング・スチール・ダガー賞を2004年に受賞。そのときの受賞スピーチでフレミングの「007」シリーズを激賞したことが、今回の話に結びついたという。
英諜報員ジェームズ・ボンドの物語は、フレミングの死後、ロバート・マーカム(キングスレー・エイミス)、ジョン・ガードナー、レイモンド・ベンソンらによって書き継がれてきた。アメリカ人が手がけるのは、ベンソンに次いでディーバーが2人目。またフレミング生誕100年にあたる08年には、セバスチャン・フォークスによる最新作「007猿の手を持つ悪魔」が刊行された。
タイトル未定のディーバー版の詳細は明かされていないが、舞台は現代に設定され、3~4カ所の異国の地におけるボンドの活躍が期待できるという。ディーバーはすでに執筆に着手しており、11年5月の出版が予定されている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ