波瑠&未来穂香「マリア様がみてる」現場で仲むつまじい姉妹姿を披露
2010年5月25日 06:00
同作は、厳格なカトリック系お嬢さま学校「私立リリアン女学園」を舞台に、指導者役の上級生が下級生と「スール」(姉妹)と呼ばれる関係を結ぶ伝統や、生徒会組織「山百合会」での人間関係を軸に展開。2年生の小笠原祥子(波瑠)と、彼女の妹に選ばれた平凡な1年生の福沢祐巳(未来穂香)が、苦難や葛藤(かっとう)を乗り越えてきずなを深めていく姿を描く。
撮影場所となった同館は、1904年に婦人宣教師の住宅として建てられ、明治期の本格的な西洋館として市の文化財に指定されている歴史的な建築物。その一室を山百合会の会議室として使用し、物語が大きく動き出す重要なシーンが撮影された。学園祭の舞台劇について対立する上級生を納得させるため、祥子が祐巳を妹にしようと宣言するシーンだ。

波瑠は、「やると決めたら最後までやるところ、負けず嫌いなところが、私の仕事に対する気持ちとちょっと似ているかも」と役どころとの共通点を分析してみせた。撮影中、カットがかかっても深呼吸するなどして平静を保とうしている姿が印象的。初の映画主演だけに、「原作ものということで求められるハードルも高く、難しいと思いながらもやりがいを感じています。祥子は正真正銘のお嬢さまという設定なので、背筋を伸ばし、仕草や所作にできるだけ気を払うようにしています」と話した。

一方の未来は、「NECK」に続く映画出演。「緊張感がすごくて、責任も大きい。原作ファンのみなさんや今野先生がすごい楽しみにしているということなので、頑張ってやっています」と気を引き締める。それでも、ふだん使わないお嬢さま言葉に苦戦気味。セリフをかんでカットがかかる場面も何度かあり、「さっきも失敗して泣きそうでした。やっぱり言いづらいんですよね。滑舌が悪くなっちゃうんですよ。私だけかもしれないですけど(笑)」と照れ笑いを浮かべた。セリフを間違えると両ほほを叩いて気合を入れ、繰り返し練習する姿も見られた。
波瑠は、表情豊かな未来を「いろんな顔や動きをするので、本当の妹みたいにかわいいなって思って見ています。目が離せなくなっちゃう感じですね」とほほ笑ましく見守る。映画のなかではなかなかスールとして結ばれない2人だが、現場ではすでに仲むつまじい姉妹そのものだった。
撮影は5月20日にクランクアップ。7月中に完成予定。
「マリア様がみてる」はジョリー・ロジャー配給で、今秋に全国公開。
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