塚本晋也監督「鉄男」最新作、米公開が決定!
2010年5月22日 15:36

[映画.com ニュース] 塚本晋也監督の最新作「鉄男 THE BULLET MAN」の米公開が決定した。合計5社が争奪戦を繰り広げ、「チェ」2部作を成功に導いたIFC FILMSが北米配給権を勝ち取ったという。塚本監督は、「ついに……という感じです。理想的な会社に決まってうれしい」と手放しで喜んでいる。
塚本監督は5月22日、主演のエリック・ボシック、桃生亜希子、中村優子、ステファン・サラザンとともに、公開初日を迎えた同作の舞台挨拶を東京・渋谷のシネマライズで行った。そして、「この日まで7年かかった。感動しています。流ちょうなギャグも出ません」と感無量の面持ちだ。
鉄男役を射止めたボシックは、塚本監督の大ファンだそうで「ディス・イズ・テツオ! 日本のシネマアイコンである鉄男になれて光栄です!!」と雄叫びをあげるなどノリノリ。“アメリカ版鉄男”という位置づけで製作され、かつてジョニー・デップやティム・ロスらが鉄男役の候補にあがっていたが、エリックは「あの人たち……古い!」と言い放ち、会場は爆笑に包まれた。一方、ヒロインを演じた桃生と中村は、「監督と出会えたことは人生で最高の思い出」(桃生)、「監督はベネチアで現地のオタクたちに囲まれてアイドルみたいだった(笑)。さすが世界の塚本です」(中村)と振り返った。
観客からの質問コーナーで、続編の予定について聞かれた塚本監督は、最初こそ「(92年の『鉄男II』以降)続編つくる! と言いながらもできず、“嘘つき呼ばわり”されたので、思っても『やる』とは言うまい(笑)」と断固たる口調。しかし、ボシックからトライベッカ映画祭でロバート・デ・ニーロに「鉄男4」への出演オファーをしていたことを暴露されると、「今度はヘリコプターを使いますよ!」と具体的な構想を話しファンを喜ばせていた。
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