「みつばちハッチ」声優に安田成美、中村獅童、小森純ら続々決定
2010年5月9日 06:01
[映画.com ニュース] タツノコプロの名作アニメを映画化する「昆虫物語みつばちハッチ/勇気のメロディ」の声優として、安田成美、板東英二、中村獅童、臼田あさ美、小森純らの出演が決定。虫と会話ができる人間の少女アミィ役としてアヤカ・ウィルソンの出演が発表されており、キャストの全容が出そろった。なお、ハッチの声は声優の齋藤彩夏が務める。
安田がミツバチの女王でハッチのママの声を担当するほか、ハッチが旅の途中で出会うコガネムシのコガネナシを板東、乱暴なカマキリのカマキチを中村が演じる。さらに、「ココリコ」の田中直樹が芯の強いイモムシのクネクネ、臼田がアネゴ肌のテントウムシのピコ、小森がフンコロガシのポンチョ、柄本明がクモのドクモに扮する。
アヤカと板東、小森は5月8日、都内のスタジオでアフレコ収録を敢行。ハッチの母親探しを手伝うことを約束するシーンに臨んだアヤカは、「声優の経験はこれまでにもありますが、虫の世界のお話は初めてだったのでワクワクしました」と話した。そんなアヤカを見守った板東は、「孫に見せられる作品なので、出演をきっかけに接点ができた。これで引き寄せられます」とニヤリ。小森にいたっては、「女の子の役だと思っていたら、きょう初めて男の子の役だと知った。このしゃがれた声で女の子役は無理なんですね」と苦笑いを浮かべていた。
同作は、「昆虫物語みなしごハッチ」としてフジテレビ系で1970年4月から約1年半にわたり全90回放送。その後も74年、89年に続編と完全リメイク版として制作された人気アニメだ。今回は、タイトルを「みつばちハッチ」に変更し、「おくりびと」の小山薫堂が総合プロデュースを手がける。
「昆虫物語みつばちハッチ/勇気のメロディ」は松竹配給で、7月31日から全国で公開。
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