“探偵”金子昇、名探偵コナンに“ライバル”宣言!?
2010年4月10日 14:42

[映画.com ニュース] 俳優の金子昇が探偵役に挑戦した「苦い蜜/消えたレコード」が4月10日、全国4スクリーンで公開。主演の金子をはじめ、田中健、高橋ひとみ、森本タロー、住吉晃典、亀田幸則監督が、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で初日舞台挨拶に立った。
劇団「御成門」の演出家でもある亀田監督がメガホンをとるサスペンス仕立ての群像劇。仙台のビートルズバーで、1年前に発生した貴重盤“ブッチャー・カバー”盗難事件を軸に、探偵(金子)と複雑な事情や悩みを抱える14人の常連客が駆け引きを繰り広げる。金子は、「二転三転する犯人探しはもちろん、誰かしらに共感できるはずなので、ぜひ感情移入して楽しんで」。探偵役に挑戦したが「うちの嫁さんは(「シャーロック・ホームズ」に出演する)ジュード・ロウが大好きで、子どもは名探偵コナンのファン」とぼやき節。それでも、「大人が楽しめる群像劇」と胸を張った。
田中は、「監督の思いがつまった作品。とにかくワンカットで延々10分以上(カメラが)回っていたから、撮影中は恨んだ(笑)」。「ザ・タイガース」の元メンバーで、本格的な俳優デビューを果たした森本は「役者は二度とやりたくない。セリフが多くて大変だった」とこぼしたが、同様に元メンバーで現在は俳優として活躍する岸部一徳からは「なかなかいい演技」とほめられたそうで、まんざらでもない様子。「来年は『ザ・タイガース』復活をやろうと思っている」と宣言し、往年のファンは拍手喝さいだった。
亀田監督は、「実質10日間の撮影でセットに缶詰め状態。僕自身はほとんど演出せず、脚本を書いて、役者さんに渡して、それをドキュメンタリータッチで撮っていった。皆さんには大変な思いをさせた」とキャスト陣に感謝しきり。「本当に公開できるのかと思う日々だったので、初日を迎えることができて幸せ」と喜びをかみしめた。
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