主演女優らの船酔い表情が見どころ!?「海の金魚」完成披露
2010年4月1日 11:39

[映画.com ニュース] 鹿児島の大自然をバックに、過酷なヨットレースに挑む高校生5人の青春を描いた「海の金魚」(雑賀俊郎監督)の完成披露試写会が3月31日、東京・有楽町朝日ホールで行われた。舞台挨拶には、出演の入来茉里、田中あさみ、賀来賢人、白石隼也、柄本時生、吉瀬美智子、高嶋政宏、芳本美代子、小島よしお、宮下純一、雑賀俊郎監督が勢ぞろいした。
父の失踪で心を閉ざしたミオ(入来)と、ヨットの練習中に親友が事故死した過去をもつキヨミ(田中)、そして彼女たちを見守る3人の男子がチームを組み、鹿児島カップ火山めぐりヨットレース出場を目指し、成長する姿を描く。
撮影前に神奈川県で行われたヨットレッスンでは、船酔い者が続出したそうで、雑賀監督は「特に入来、賀来、白石は顔が真っ青でしたね。現場でどんどん慣れていきましたが、映画を見ながら『あ、気分悪そう』と想像するのも楽しいかもしれません」と意外な(?)楽しみ方を伝授。物語が進むにつれ、絆を強めていく5人だが、舞台裏でもチームワークは抜群だったという。入来は、「撮影中に白石君の誕生日をサプライズでお祝いしました。普通に祝っても物足りないので、バラエティ番組みたいにみんなで白石君めがけてパイを投げました」。作品の魅力については、「1カ月間、みんなで助け合いながら完成させた作品」(田中)、「今の若者の葛藤(かっとう)がリアルに感じられるはず」(賀来)、「実際にヨットに乗って撮影したシーンがかっこいいので是非見てください」(柄本)とそれぞれPRに努めた。
一方、キヨミの母を演じた芳本は「若い彼女たちが頑張る姿にキュンとなりました」と述懐。5人を見守る女性ヨットレーサーを演じた吉瀬は、「今回の役は、主演2人の良きお姉さん役。これまで怖い役が多かったけど(笑)、新たな自分に挑戦しています」と笑わせていた。
「海の金魚」は4月10日公開。
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