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井筒監督、沖縄で青春映画への熱い思い吐露

2010年3月26日 20:13

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ジャルジャルはドッキリかと思っていたそう
ジャルジャルはドッキリかと思っていたそう

[映画.com ニュース] 井筒和幸監督の3年ぶりとなる最新作「ヒーローショー」が3月26日、開催中の第2回沖縄国際映画祭・長編プログラム「Peace」部門で上映された。井筒監督をはじめ、主演に抜てきされた若手漫才コンビ「ジャルジャル」の後藤淳平福徳秀介、ちすんが舞台挨拶に立った。

同作は、現代に生きる若者たちが時代の閉塞感を打ち破り、何かを手に入れようと奔走する姿を暴力とセックスを織り交ぜながら展開していく青春ストーリー。「パッチギ!/LOVE&PEACE」以来の長編メガホンとなる井筒監督にとっては、島田紳助松本竜介主演の「ガキ帝国」(1981)、ナインティナイン主演の「岸和田少年愚連隊」(1996)に続き、吉本興業のお笑い芸人を主役に起用した3本目の作品となる。

監督生活25周年を迎えた井筒監督は、「紳助くんから始まってナイナイにしても滑るときがあってな、『撮るたびに気に入らん』と感じてたんや。滑らないやつをやろう、真剣なもの、深刻なものを一度やってみても面白いんじゃないかと思った」と大まじめに製作経緯を説明。主演に抜てきした「ジャルジャル」のふたりについても、「思ったよりうまかったね。僕はこの子たちを見てきていますから。その辺のイケメンやアイドルや歌手なんかよりも、安心して色々なことに挑戦させられますよ」と称えた。

そして、続編の可能性についても言及し「この話の行く末というか、やつらが30歳くらいになって業界をやめていなければ、このキャラクターの続きをやってみてもいいかもね」と話し、後藤と福徳に対して“井筒節”でエールをおくっていた。また、R15指定を受けたことに関しては「これまでの不良ものの流れを考えると、何で今まで指定されなかったんか不思議やわ。今後も僕は青春映画しか作らない。一生そうだと思う。青春の中に生きる若者を見つめてやりたいんや」と真摯(しんし)に語った。

福徳は、「僕は一方的に殴られる役でしたが、ほかの俳優さんに殴られるよりも後藤に殴られるほうが安心しましたね。コントをやっているみたいに感じられましたから」。一方の後藤が、「当たるか当たらないかすれすれのところでやっていたので、『当たってまえ!』と思いながら演じました」と振り返っていた。

ヒーローショー」は角川映画配給で、5月29日から全国で公開。

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