黒沢かずこの“女力”を共演者&監督が太鼓判
2010年3月25日 21:21

[映画.com ニュース] 「森三中」の黒沢かずこが映画初主演を果たす「クロサワ映画」が3月25日、開催中の第2回沖縄国際映画祭・長編プログラム「Laugh」部門で上映された。舞台挨拶には、黒沢をはじめ渋江譲二、椿鬼奴、渡辺琢監督が結集した。
同作は、「森三中」のメンバーである大島美幸と村上知子が結婚したことで大きく出遅れている黒沢が本人役で出演。あるパーティ会場で俳優の渋江(本人役)と出会い、心ときめかせる様子を軸に、芸人という特殊な職業ゆえに浮き彫りになる悲哀、喜び、挫折を描く。
黒沢は「グーグーだって猫である」で映画出演しているが、主演を務めるのは初めて。満場の客席を見渡しながら恐縮気味に登壇し、「まさかのソールドアウト! チケットを買っていただいてありがとうございます」と深々と頭を下げた。椿ほか光浦靖子、大久保佳代子といった独身仲間が顔をそろえただけでなく、“相方”の大島、村上も出演しているが「あまり変わりなく、生身の感じが出たと思う。人見知りで、人の目を見ながら話せないシャイな部分を見ていただけたら」と笑みを浮かべた。
緊張気味の渋江は、見どころを「やっぱり芸人・黒沢が女性・黒沢になる瞬間。とてもかわいい人なんだというところを見てください」とアピール。さらに、渡辺監督は「バラエティで見る女芸人はコミカルで滑稽で面白おかしいけれど、ふだんはキュートなんです。それを間近で見てきて映画にしたいと思った。彼女たちに恋をしてもらいたいと思う」と太鼓判を押していた。
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