菅野美穂、8年ぶり映画主演作で「切ない恋を秘めた女」に
2010年3月25日 21:21

[映画.com ニュース] 菅野美穂が8年ぶりに主演を務めた映画「パーマネント野ばら」の完成披露試写会が3月25日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、主演の菅野と共演の小池栄子、池脇千鶴、監督の吉田大八が舞台挨拶に立った。
同作は西原理恵子の同名コミックが原作で、海辺の小さな町を舞台に、町に一軒の美容室に集う女たちの恋にまつわる悲喜こもごもを描く。菅野は、ひとり娘を連れて実家の美容室に出戻った主人公・なおこを演じており、高視聴率を記録した主演ドラマ「曲げられない女」にかけて「今回はどんな女?」と聞かれると、「実は切ない恋を秘めた女ですね」と話した。
また、菅野の映画主演は、北野武監督作「Dolls(ドールズ)」以来8年ぶり。昨年9月に原作者・西原の故郷の高知県で1カ月間のロケを行い、菅野は「合宿のようでした。撮影が終わった後も毎日ご飯に集まったりして、同じご飯を食べながらコミュニケーションすることで、いつもと違った役作りができてよかった。みんなが先に東京に帰ってしまうので引き止めたけど、置いていかれました(笑)」と久々の主演映画の現場を振り返って充実した笑顔を見せた。また、小池が「お気に入りのイタリアンで作ってもらったカツオバーガーが美味しかった」と語れば、池脇も「みんなで食べにいったカツオが美味しかった」と話し、和気あいあいとした現場の様子をうかがわせていた。

さらに、西原も花束贈呈にサプライズで登壇。西原作品は過去にも多数の作品が映像化されているが、「今までで一番うれしかった」と太鼓判で、「自分の作品よりも何倍も良くしてもらった。女優さんたちに下品なことを何度も(セリフで)言わせちゃったけど、女の人って男の人がいなくなると、かわいくて、下品で、頭が良くて、悪くて……いろんなところが出てくるもの。女の人は喜んで見てくれるだろうけど、男の人からはどう見られるだろう。試写を2回見て、2回とも泣きました」と話した。これには吉田監督も「西原さんに評価いただいて、言葉がないです」と喜んでいた。
「パーマネント野ばら」は、ショウゲート配給で5月22日より全国で公開。
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