元ティーンアイドル、俳優コリー・ハイムが38歳で死去 薬物過剰摂取の可能性
2010年3月11日 19:12

[映画.com ニュース] 「ルーカスの初恋メモリー」「ロストボーイ」などの映画に出演し、80年代にはティーンアイドルとして人気を博したカナダ出身の俳優コリー・ハイムさんが3月10日、米ロサンゼルスの病院で死去した。38歳だった。死因は薬物の過剰摂取と見られている。
ハイムさんは、ロサンゼルスの自宅で意識不明の状態で発見され、病院に運ばれたが10日午前3時ごろに死亡が確認された。ロサンゼルス群検視局は、死体解剖と毒物検査の結果が出るまで正式な死因は分からないとしているが、ロサンゼルス市警察では過失による薬物過剰摂取の可能性が高いと見ている。ハイムさんは長年、薬物依存症に苦しんでいた。
12歳で映画デビュー。15歳のときに主演した「ルーカスの初恋メモリー」ではチャーリー・シーンやウィノナ・ライダーらと共演、一躍ティーンの人気者となった。90年代以降は目立った作品には出演していないが、俳優としてコンスタントに活動を続けていた。
「ロストボーイ」で共演し、同名かつ同い年であることから「2人のコリー」「コリーズ」として一緒にTV番組を持つなど親しい付き合いのあった俳優のコリー・フェルドマンは、「美しい魂が失われてしまった。彼はこれからも僕の弟、家族、そして親友でありつづける」との声明を発表した。
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