6年ぶり復活“大人だけのドラえもんオールナイト”に喝さい!
2010年3月6日 14:08

[映画.com ニュース] 藤子・F・不二雄原作の国民的アニメ「ドラえもん」の劇場版が初めて公開されてから今年で30周年。これを記念して、シリーズ最新作「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」公開前夜の3月5日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで“大人だけのドラえもんオールナイト”が開催され、楠葉宏三監督と脚本を手がけた作家・真保裕一が登壇。飛び入り参加の増子相二郎プロデューサーとともにトークショーを行った。
“大人だけのドラえもん”はかつて毎年行われていた伝説のイベント。2005年の声優・スタッフ交代を機に惜しまれつつ終了したが、名物の「予告編大会」も含め待望の復活となった。真保は、小説家になる以前はアニメーターとしてシンエイ動画に所属していたそうで「のび太の新魔界大冒険」「新・のび太の宇宙開拓史」でも脚本を担当。「第1回目のオールナイトに行った」というだけあって作品への思い入れは人一倍強く、「オリジナルストーリーでも、F先生が作った設定の中で忠実に作れば自然にドラえもんの世界ができる」と熱く語った。
さらに、「このごろは大人の事情で(笑)、しずかちゃんの入浴シーンが少ない」と語る楠葉監督に、「あれはF先生が好きで描いているのだから、削除しないで大切にしなきゃいけません!」と力説し、会場の喝采を浴びた。そして、「僕は『のび太の宇宙小戦争』の牛乳風呂のシーンが大好き。今回は、しずかちゃんの人魚姿がたっぷりある」と“大人”トークで会場を沸かせた。
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