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IMALU初声優も、さんま&しのぶに報告せず

2010年2月17日 07:13

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神木君、頼りにしています!
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[映画.com ニュース] 歌手でモデルのIMALUが、仏映画「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」日本語吹き替え版で初めて声優を務めることになった。このほど、主人公アーサーの声を担当する神木隆之介と都内のスタジオでアフレコに挑戦。「演技の経験もたいしてないので、緊張しました。私にとっては大変でしたが、良い経験になりました」と笑顔をのぞかせた。

同作は、2007年に公開された「アーサーとミニモイの不思議な国」の続編で、シリーズ3部作の第2作。身長2ミリの“ミニモイ”に変身した少年アーサーが冒険を繰り広げるストーリーを、実写とCGアニメを融合させて描く。IMALUは、オリジナル版で「ブラック・アイド・ピーズ」のファーギーが演じたリプレイの声を担当することになり「最初はビックリしました。でも、ファーギーがやった役なのでうれしかったですね。ファンキーな役ですし」と語った。

メガホンをとったリュック・ベッソン監督は、リプレイの声を「個性的でセリフのテンポや抑揚がとても難しい役なんだ。IMALUのボイスサンプルを聞いたら、とても明るくてチャーミングだし、お父さんは有名なコメディアン、お母さんも才能のある女優さんだというので、きっと大丈夫だと思ってお願いしたんだ」と信頼を寄せる。さらに、“ミクロモデル”と親しみを込めて呼ばれるIMALUの写真を見たそうで「本当に小さくてキュート! ミニモイサイズの彼女に参加してもらえてうれしいよ。声の仕事は初めてらしいけれど、頑張ってほしいな」とエールをおくった。

そんなIMALUだが、父・明石家さんま、母・大竹しのぶから特にアドバイスはもらっていないという。「自分からは報告していないんです。周りの人たちが勝手に言っているので、知ってはいると思いますけれど」とクールな応対。それでも、「仕事の面では厳しい人たちなので、10年先までほめられることはないと思います」とハードルを高く設定していることをうかがわせた。

神木は、オリジナルでフレディ・ハイモアが演じたアーサーの声を前作から続投。4歳年上のIMALUについて「穏やかで優しそうなお姉さんだと思いました」と話し、“サラブレッド”からとびきりの笑顔を引き出していた。

アーサーと魔王マルタザールの逆襲」はアスミック・エース配給で、4月29日から全国で公開。

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