押切もえ“だめんず”太宰治にダメ出し
2010年2月16日 21:13

[映画.com ニュース] タレントの押切もえが2月16日、東京・渋谷区の紀伊國屋サザンシアターで行われた「人間失格」(荒戸源次郎監督)の公開記念トークイベントに出席。漫画家の倉田真由美、精神科医の香山リカさんらとともに原作者の太宰治を代表とする“だめんず”について熱っぽく語った。
太宰生誕100周年を記念し、同名小説を生田斗真主演で実写映画化。津軽の資産家に生まれた葉蔵(生田)が、酒と女におぼれながら破滅の道を歩む姿を描く。中学生のころに「走れメロス」を読み、太宰文学に出合ったという押切は「鋭いリズムで純粋な思いを描いている。経歴を知って、改めてすごい人生だなと思いますね」。太宰が恋愛対象になりうるかについて、「昔は太宰が大好きで『守ってあげたい』という気持ちもありましたが、大人になってみると人生の節々で立ち直れるポイントがたくさんあって(笑)。太宰ってフラフラし過ぎですよね」と痛烈にダメ出しした。
人気漫画「だめんず・うぉ~か~」で知られ、プレイボーイとして名高い映画配給会社社長の叶井俊太郎氏と結婚した倉田は「4度も心中未遂をする男になぜひかれるのか。太宰を愛した女性たちに話を聞きたい」と興味津々。それでも、「女性は感受性のひだが細かい男に弱い。ひどい男ほど、ごくたまに見せる優しさが光ってしまう」と鋭い分析を披露。香山さんは、精神科医の立場から「太宰は劣等感と優越感、せん望と軽べつという矛盾した二面性を持った人物。当時は珍しいかもしれないが、現代人には共感しやすい」と話した。
「人間失格」は角川映画配給で、2月20日から全国で順次公開。
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