「パーシー・ジャクソン」世界同時デジタル会見で、キャストがアテネに集結
2010年2月5日 11:32

[映画.com ニュース] 注目のファンタジー「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の主要キャスト4人が出席し、世界中のプレスがWEB上で会見に参加する“デジタルジャンケット”が2月5日に行われた。これは、専用のサイトにアクセスした世界中のジャーナリストが質問をテキストで送り、司会者がその中からピックアップしたものを出席者に問う形式で、その質疑応答の模様がリアルタイムで中継されるというもの。欧米や日本はもちろん、メキシコ、ブラジル、中国、インドネシアなど南米やアジアを含む世界28カ国から参加者が質問を寄せた。
このジャンケットのため、海の神ポセイドンの息子ペルセウスに由来する、パーシー役のローガン・ラーマン、知性と戦闘の女神アテネの娘アナベス役のアレクサンドラ・ダダリオ、半山羊半人間の森の精サチュロスであるグローバー役のブランドン・T・ジャクソン、使者の神ヘスメスの息子ルーク役のジェイク・アベルが集まった場所は、ギリシャ神話の発祥地アテネのアクロポリス。4人の背後には世界遺産パルテノン神殿が見える。この場所が選ばれたのは、現代を舞台にギリシャ神話の神々と人間の間に生まれた“デミゴッド(半神半人)”の少年少女の冒険を描くファンタジーアドベンチャーだからだ。

アレクサンドラ以外の3人にとってアテネを訪れるのは初めてで、この街の印象について「ビューティフル!」「ゴージャス!」を連発。劇中で主人公パーシーは、神々の最強の武器「ゼウスの稲妻」を盗んだ疑いをかけられ、その疑惑を晴らすために真犯人を探す旅に出る。アクションシーンも多いが、ラーマンは「僕はたぶん、この4人の中で一番運動神経がないから、かなり長いことトレーニングしたよ(笑)」と告白。そして、「約1カ月間のトレーニングの中で、共演者との間に仲間意識が生まれていった」と明かした。
映画には、神話でおなじみの神々やクリーチャーが登場。アレクサンドラが好きなのは、ユマ・サーマンが演じる妖女メドューサだが、男子たちのお気に入りは、5つの頭から炎を吐く怪物ヒュドラ。ラーマンが、「どのクリーチャーもすごくよくできているから、ひとつを選ぶのは難しいけれど、ヒュドラはかなりすごい」と言えば、ジャクソンも「あの足を見た? 出現の仕方も好きだ。ディテールに凝っているところがいいよ」と絶賛だ。
(C)2010 Twentieth Century Fox映画は「ハリー・ポッター」のクリス・コロンバスが監督しており、ベストセラー小説が原作という点でも比較されがち。ラーマンは、「『パーシー』と『ハリー』はまったく違う映画。この映画には神話が登場するし、ベースになっているものが違う。でも、人気という点では、もちろん『ハリー』と同じように人々に愛される映画になればいいと思う」と正直な心境を吐露していた。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は2月26日公開。
(C)2010 Twentieth Century Fox
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