映画館でプロレスを上映!蝶野正洋25年の歴史がスクリーンに
2010年2月3日 18:45

[映画.com ニュース] “黒のカリスマ”の異名を持ち、今年1月に新日本プロレスを退団した蝶野正洋の25周年記念イベント「ARISTRIST」がワーナー・マイカル・シネマズ明石、茨木の2劇場で開催されることになり2月3日、東京・千代田区のワーナー・マイカル本社で蝶野本人がイベントの概要や今後の活動について説明した。
同イベントは、テレビ朝日「ワールドプロレスリング」の全面協力のもと、1984年のデビュー以来、25年間3000試合以上を戦った蝶野の名勝負をヒストリー映像で振り返るほか、昨年10月12日に両国国技館で行われた25周年記念興行のダイジェスト映像を上映。蝶野本人がトークイベントに登壇し、握手会も実施する。開催日は2劇場とも2月13日。プロレスの試合が劇場で上映されるのは業界初の試みとなる。
蝶野は、「プロレスを娯楽として、面白い環境で提供したかった。劇場の大画面で見る迫力が最大のセールスポイント」とアピール。さらに、今回のイベントを機にシネコンのメインターゲットであるファミリー層や中高年層にも関心を持ってほしいと意欲を見せた。そして、「ぜひ成功させて、映画館とプロレス興行のウィンウィン(相互利益)を目指したい」と語った。また、現在フリーランスという立場から「混迷の時代が続くプロレス界を一歩引いたポジションから見つめ、プロレスをより広く認知してもらうのが今の自分の役目」とし、今後もさまざまな仕掛けを考えていると抱負を明かした。
蝶野正洋25周年記念イベント「ARISTRIST」は2月13日、ワーナー・マイカル・シネマズ明石、ワーナー・マイカル・シネマズ茨木で開催。
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