ナイナイ岡村主演「てぃだかんかん」主題歌を山下達郎が書き下ろし
2010年1月29日 08:00

[映画.com ニュース] 歌手の山下達郎が、「ナインティナイン」の岡村隆史が主演の映画「てぃだかんかん/海とサンゴと小さな奇跡」の主題歌に、「希望という名の光」を書き下ろした。世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵を成功させた金城浩二さんの実話が原案のため、山下は「いつも以上に物語に寄り添うメロディをと心がけました」とコメントを寄せた。
同作は、「てぃだ(太陽)」が「かんかん」照りという“幸せの象徴”を意味する沖縄の言葉を冠している。サンゴ礁の移植産卵を世界で初めて成功させた07年に、環境大臣賞と内閣総理大臣賞をダブル受賞した金城さんがたどった軌跡を、10年間にわたり徹底取材。金城さんがモデルの主人公・金城健司を演じた岡村と、献身的に夫を支える妻に扮した松雪泰子が、周囲の仲間に支えられながら沖縄の海の美しさを取り戻すべく奔走する姿を描く。
「希望という名の光」は、音楽活動35周年を迎える山下にとって2010年第1弾となるニューシングル。「ずっと一緒さ」「僕らの夏の夢」に続くバラード三部作の完結編で、「主人公の無垢な魂を無条件に励まし続ける妻という、気高い夫婦愛への賛歌として、そこに荘厳さや重厚さも加えられたらと願いつつ作った」という自信作だ。

今回の楽曲提供には、李監督と山下が起こした“小さな奇跡”が発端なっている。昨年行われた山下の全国ツアーのスケジュールに沖縄は入っていなかったが、追加公演という形での開催が決定。この一報に沸き立つ地元ラジオ局は、連日にわたり山下の楽曲をヘビーローテーションで流していた。そのラジオを、沖縄でロケハン中だった李監督らスタッフが耳にし、主題歌は山下しかいないと心に決めたという。山下自身も脚本を気に入り、快諾。それだけに、李監督は「試練と希望のはざ間で懸命に生きる主人公を見つめる雄大なバラードだと思います。映画を締めくくる役割というよりも、まだまだ続く主人公たちの未来への歩み、夢や希望といったものが永遠のものになったように感じます」と手放しに喜んでいる。
「てぃだかんかん/海とサンゴと小さな奇跡」はショウゲート配給で、4月24日から全国で公開。
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