新「スパイダーマン」監督に名前もふさわしいあの人?巨匠名匠も候補に
2010年1月15日 19:17

[映画.com ニュース] 監督サム・ライミと主演トビー・マグワイアの離脱によって、スタッフキャストを一新してリブート(再起動)することになった「スパイダーマン」シリーズ。2012年夏の第1弾公開に向けて、スタジオのソニー・ピクチャーズも早速動き出したようで、監督候補の名前が続々明らかになってきた。
米Deadline Hollywoodがスクープしたところによると、ソニーが新「スパイダーマン」の監督として希望する“ウィッシュリスト”のなかには、ジェームズ・キャメロン、デビッド・フィンチャー、ウェス・アンダーソンらスター監督の名前も挙がっているとのことだが、目下のところ最有力候補となっているのが、「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督だという。
クモの巣を意味するWebという言葉をその名に持つウェブ(Webb)監督なら、いかにも「スパイダーマン」にふさわしいというダジャレのような話も飛び交っているが、同サイトによれば、ウェブ監督はすでにソニーの重役やプロデューサーと会っているという。今回、新「スパイダーマン」ではピーター・パーカーの高校生時代が描かれることになっているが、ソニーは「(500)日のサマー」で若者たちの感情の機微を見事に描出したウェブ監督の手腕を買ったのではないかという見方だ。
また一方で、最新の報道では、20世紀フォックスがリブートする新版「プレデターズ」でメガホンをとる、こちらも新鋭のニムロッド・アーントルが有力候補なのではないかという噂もある。アーントルに関しては、ライミ監督も支持しているという話だが、ライミ監督が新シリーズに対して何らかの決定権を持つとは考えにくいため、その部分については眉唾だ。
ちなみに、英国最大の映画雑誌エンパイアは、新「スパイダーマン」にふさわしい監督候補として、エドガー・ライト、ジェームズ・キャメロン、キャスリン・ビグロー、デビッド・フィンチャー、マーティン・キャンベル、ブレット・ラトナー、クリストファー・ノーラン、ニール・ブロムカンプ、J・J・エイブラムス、マシュー・ボーンの10名を挙げている。
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