石田卓也、再び疾走!「リアル鬼ごっこ2」映画化決定
2009年11月27日 05:54

[映画.com ニュース] 石田卓也主演で2008年に映画化されて興行収入5億円を記録した「リアル鬼ごっこ」が、よりスケールアップした「リアル鬼ごっこ2」として再び映画化されることが決まった。
「リアル鬼ごっこ」は、山田悠介が2001年に自費出版して累計発行部数100万部を超えた異例のベストセラー小説が原作。映画では設定を大幅に変更し、現代と平行して存在するパラレルワールドに入り込んでしまった主人公の佐藤翼が、「佐藤姓の人を捕まえて抹殺するリアル鬼ごっこ」に巻き込まれ、命がけで疾走する姿を描いた。
前作は08年2月2日の公開時は36スクリーンだったが、公開間際の盛り上がりが奏功し最終的に100スクリーン以上にまで拡大。小中学生から圧倒的な支持を受けての大ヒットだけに、“再登板”となった石田は「すごくうれしい反面、前回の撮影が体力的にもかなりハードだったので、またあの日々が始まるのかとも思いました。プレッシャーも感じていますが、これまでの経験を生かして、今、僕ができる佐藤翼を精一杯演じるだけです」と意気込んでいる。
また、本格的なアクション初挑戦だった前作では撮影初日に筋肉痛になったそうだが、「今回はクランクイン前にジムで体力づくりをしたり、アクションの練習もばっちりしました」と対策も万全。続編では、現代とパラレルワールドを交差する“戦争”を軸に描くといい、「今回は家の中とか、オフィスとか、工場の中とか、狭いところを鬼に追いかけられるシーンも多くて、よりギリギリ逃げている緊迫感があると思います。前作よりもかなりレベルアップしています」と自信のほどをうかがわせた。
前作に引き続き、柴田一成監督がメガホンをとる。共演には、「海猿3(仮題)」で伊藤英明扮する仙崎大輔の相棒役を演じる三浦翔平が決定。そのほかのキャストは明らかにされていない。
「リアル鬼ごっこ2」はファントム・フィルム配給で、2010年に全国で公開予定。
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