福田麻由子、中学卒業までに「友だちと真っ直ぐ向き合いたい」
2009年11月21日 18:22

[映画.com ニュース] 福田麻由子が声優を務める長編アニメーション映画「マイマイ新子と千年の魔法」の初日舞台挨拶が11月21日、東京・新宿ピカデリーで行われた。
芥川賞作家・高樹のぶ子の自伝的小説を「アリーテ姫」の片渕須直監督、「サマーウォーズ」のマッドハウスが映画化。昭和30年代の山口県を舞台に、多感な少女・新子(福田)が豊かな自然の中で成長していく姿を描く。
福田は「全然知らない時代だけど、共感できるところがたくさんある、とても素敵なお話」とPR。現在中学3年生で高校受験を控えており、「高校の数というのは驚くほどたくさんあって、小中学校で一緒だった友だちと別れてしまう。新子ちゃんが友だちと前向きに別れられるのは、つながっている自信があるからだと思う。私もこのままだと後悔しそうだから、卒業までの間、新子ちゃんのようにもっと友だちと真っ直ぐに、正面から向き合いたいと思いました」と自身の私生活に置き換えて作品を通じて感じたことをじっくりと語った。
一方、東京から転校してくる貴伊子役で声優に初挑戦した水沢奈子は、「麻由子ちゃんと初対面で最初は緊張したけれど、順撮りだったので徐々に仲良くなっていく過程が作品にもにじみでたと思う。その空気感を感じてほしい」と話した。片渕監督は、「大人の世界の事情はひとつだけ、避けられないので描いたが、それ以外は正真正銘の子どもの世界を描いた。大人の心でこの映画を見ると、そんなことかとはじき返してしまうこともあるかもしれないが、それも皆さんが子どものころに切実で大切だったことかもしれない。そういう気持ちでこの映画に接してください」と真摯にアピールしていた。
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