「ハリー・ポッター」コロンバス監督と韓国CJエンタがパートナーシップ契約
2009年11月10日 17:13
[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズや「ナイトミュージアム」シリーズを手がけるクリス・コロンバス監督の製作会社1492ピクチャーズと、韓国の大手配給会社CJエンタテインメントが、3年間の企画開発契約を結んだ。両社は、世界市場に向けたプロジェクトの獲得、開発、製作を共同で手がけていくことになる。
CJエンタテインメントは、同契約下の最初のプロジェクトとして韓国、日本、中国での配給権と、すべてのプロジェクトに共同出資する優先権を獲得。同社のキャサリン・キムCEOは、「このパートナーシップによって、我々はハリウッドとアジアの架け橋となり、グローバルな作品でアジアの観客を魅了し、また逆に、アジアの優れたストーリーやタレントを世界の観客に紹介していきます」と語った。
出資パートナーを4年間もかけて探しつづけてきたコロンバスにとっても、ようやく長期のパートナーシップを結べる相手にめぐり合ったことになる。
CJエンタテインメントは韓国の配給シェア30%を誇り、日本でも「光州5・18」「グッド・バッド・ウィアード」などを共同配給した実績がある。10月には、日本のティ・ジョイと、映画の製作、投資、配給を目的としたジョイント・ベンチャーを設立。さらにこのほど、オランダ・アムステルダムを拠点とする国際的製作会社フォルティッシモ・フィルムスと、ファースト・ルック契約を交わしたことを発表したばかりだ。
「ナイト ミュージアム」
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