光州5・18

劇場公開日:

光州5・18

解説

80年5月に韓国で多くの死傷者を出した“光州事件”を題材とする衝撃の人間ドラマ。両親を早くに亡くして以来、高校生の弟ジヌの親代わりを務めてきた心優しい青年ミヌ。ある日彼は、想いを寄せる女性シネとジヌとの3人で映画を観に行くことに。ところが、映画館の外で民主化を求める学生たちと軍との衝突が起こり……。主人公ミヌを「殺人の追憶」のキム・サンギョン、その弟を「王の男」のイ・ジュンギが熱演する。

2007年製作/121分/韓国
原題:May 18
配給:角川映画
劇場公開日:2008年5月10日

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映画レビュー

4.0忘れてはいけない

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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こまめぞう

4.5引き金の先に、あるもの

2023年6月14日
スマートフォンから投稿

 冒頭のゆる~い日常。DVDなら、巻き戻せますけど、現実には、もう二度と戻らない。あの掛け替えのない日常は、決して戻らない…。
 恐ろしくウェットな仕上がりです。お客さーん、ここで泣いてーって、ADさんが舞台袖で、手を回しているのが見えるくらい、ハイパーウェットなテイスト。泣きじゃくる子供の前で、どうして兵隊さん、あんなことするかな。
 例えば自分が、劇中の兵隊さんだとしましょう。構え、銃!、撃てぃ!。その先にあるものは…。皆様なら、何処を狙って発砲します?。
 綺麗事では済まされない出来事。映画1本観ただけで、ヒトの性根が変わるわけもなく、映画1本観ただけで、洗脳状態になっても困るけど、ヒトの生死とは何か、正しさとは何か、正しさの為に、ヒトには何が許されるのか、ちょっと思い馳せるきっかけになる映画です。
 実際の光州事件は、時の政府の報道管制の為、詳細は封印されているようです。外国人記者が伝えた報道で、知れ渡ることになります。(興味ある方は「タクシー運転手」チェックしてね。)本作が、どこまて史実に忠実なのか不明ですが、大義を振り回すヒト、それに従わざるを得ないヒト、理不尽な死と向き合うヒト。私達のひとりひとりが、この事件の1ピースだとすれば、皆様は、どのピースを選択します?。本作をご覧になった後に、御決断下さい。
 驚くほど「君の涙ドナウに流れ」と、同じ展開です。でも演出が、驚くほど真逆。とにかく泣かせにきます。波状攻撃で泣かせます。そして、エンディングでとどめを刺されます。私の涙腺決壊ムービーです。

 私達は、進化していますか?。

 悲しいけど、これって…。

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機動戦士・チャングム

3.51980年て最近じゃ‥

2023年3月20日
iPhoneアプリから投稿

この事件を映画化できる自由が韓国にあって良かったと思う。韓国政府は漢字使用を禁止した政策あたりから歴史改ざんや事実隠蔽を積極的にしているみたいなので‥

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「大空のサムライ」映画化して!

4.0実話とは、、、

2021年12月16日
iPhoneアプリから投稿

 これが事実だったことがなんとも辛い。1980年、そんな昔の話ではないんだから。
なんの武器も持たない市民に対して銃を打ちまくるとは、、、何度も恐ろしい。途中で市民も武器を奪うが、訓練された軍人たちに敵うわけもなく。やりきれない想いになる映画でした。

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アンディぴっと
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