崔洋一監督「カムイ外伝」続編も新作「BOY」もヤル気満々!
2009年10月29日 12:00

[映画.com ニュース] 第10回東京フィルメックス(11月21日開幕)の審査委員長を務める映画監督の崔洋一が10月28日、東京・千代田区のMARUNOUCHI CAFEで行われたトークショー「水曜シネマ塾/映画の冒険」に出席。審査への意気込みとともに、公開中の映画「カムイ外伝」の続編について「原作の白土三平、主演の松山ケンイチ、もちろん僕もヤル気満々です」と意欲を見せた。
崔監督は、「審査とはほかの審査員との戦いであると同時に、友情と連帯である」と明言。かつて東京国際映画祭「アジアの風」部門で審査委員長を務めた経験を振り返り、「あのときも血の雨寸前だった。今までの審査で平和的に終わった試しはない」と述懐。そして、「自分の存在にかけても、これぞという1本をプッシュしたい」と波乱を予感させる発言で場内を沸かせた。
トークショーでは「カムイ外伝」のメイキング映像も披露され、「僕、(役者に対して)優しいでしょ? 今日から暴力監督っていうレッテルは捨ててください。ろくでもない都市伝説なんで」と笑った。また、次回作として、崔監督を含む3人の監督によるオムニバス映画「BOY」を自主製作で準備中だと明かした。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント