賀来賢人「吐きそうになった」映画初主演オファー
2009年10月27日 11:28

[映画.com ニュース] 北海道発のローカル番組「水曜どうでしょう」でブレイクした鈴井貴之の監督第4作「銀色の雨」の完成披露上映会が10月26日、東京・シネマート新宿で行われ、鈴井監督と主演の賀来賢人、AKB48の大島優子が舞台挨拶に立った。
浅田次郎の短編小説が原作で、これまで北海道を舞台にすることにこだわってきた鈴井監督が初めて道外へ飛び出し、鳥取県米子市で撮影した人間ドラマ。父親を知らない男子高校生と引退を勧告されたプロボクサー、スナックで働く孤独な女性の3人の奇妙な共同生活を通して、それぞれが心の傷を乗り越えていく姿を描く。
映画では雨がカギとなるが、この日も雨模様。鈴井監督は、山陰地方特有の雨の多さに悩まされた撮影時を振り返り「実際の雨は映えないので、撮影では人工的に雨を降らせるのですが、本物の雨よ降るな!と念じていました」と苦労話を披露。一方で、鳥取県民の手厚い協力を得て、温かい雰囲気の中で撮影に臨めたことも明かした。
初主演作となる賀来について、鈴井監督は「主役はイケメンじゃない方がいいと思っていたけれど、賀来君が垣間見させたアンバランスな表情がすごく良かった」と絶賛。賀来は、「お話をいただいたときは吐きそうになった」そうだが、舞台挨拶では鈴井監督にツッコミを入れるなど打ち解けた様子だった。
「銀色の雨」は11月28日から公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)