仲村トオル「行きずりの街」で阪本順治と強力タッグ
2009年10月16日 18:51
「行きずりの街」は、1991年度の「このミステリーがすごい!」で第1位を獲得し、第9回日本冒険協会大賞を受賞。06年からジワジワと部数を伸ばし、売り上げ累計は66万部に達した。元教え子との結婚をスキャンダル扱いされ、名門女子高での教職を奪われた塾講師の主人公が、別れた妻との運命的な再会を経て、自らを追放した学園がひた隠す黒いナゾに迫る姿を描く。
過去と対峙する男を演じる仲村は、製作を手がけるセントラル・アーツとはデビュー作「ビー・バップ・ハイスクール」でタッグを組んでおり、俳優人生において切っても切れない関係。それだけに、「役者としてド素人だった僕は、許してもらい、誤魔化してもらいながら仕事をし、今まで何とか生き延びてきたんだと実感している」と万感の思いを込める。そして、デビュー25周年という節目の年となる2010年に同作が公開されるとあって、「もうガキじゃないんだぞ、という緊張感がある。とにかく、この作品の日々の現場を、目の前にあることを頑張っていこうと思う」とコメントを寄せた。
そんな仲村に対して、原作のファンだったという阪本監督は「自然体の演技の中に、心のひだをしっかりと端的に表現できる男。大人びた雰囲気と少年の無邪気さが共存している、いろんな風景の似合う俳優」と絶賛している。
また、阪本組に初参加となるヒロインの小西は「以前からお仕事をご一緒したかった監督だったので、真摯な気持ちで臨みたい。監督は役者の感情や温度を大切に撮影してくださいますし、仲村さんはそれを大きく受け止めてくださる」と全幅の信頼を寄せた。
撮影は、9月16日にクランクインし、10月末に撮了見込み。配給の東映によれば、2010年1月中旬に完成を予定している。
「行きずりの街」は、10年秋に全国で公開。
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