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眞木大輔&吉瀬美智子、旅先での出会いが恋に発展?「白夜」にW主演

2009年9月18日 12:00

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役柄同様に親密さが増した様子の2人
役柄同様に親密さが増した様子の2人

[映画.com ニュース] 「愛の予感」で第60回ロカルノ国際映画祭のグランプリに輝いた小林政広監督が、フランス・リヨンでオールロケを敢行した新作「白夜」に主演する眞木大輔(MAKIDAI/EXILE)と吉瀬美智子が、撮影の舞台裏を語った。

本作は、リヨンの橋の上で偶然出会った日本人、立夫(眞木)と朋子(吉瀬)が、それぞれに抱える事情と向き合いながら、わずか1日の間で互いに惹かれあう姿を描いたラブストーリー。ほぼ全編、出演者は2人だけという野心的な作品の仕上がりに、現在俳優としても活躍中の眞木は「2人きりだし、逃げ場もない。プレッシャーがなかったといえば嘘になるけれど、今回の芝居を通して、自分自身が成長できたと思います」とコメント。一方、吉瀬も「ある意味、心に病を抱えた女性の役なので、ついオーバーな演技をしがちなんですが、小林監督から等身大でいってくれという指示があって。最初はどう表現すべきか見出すのに時間がかかりました」と役作りの苦労を明かす。

異国での突然の出会いを演出し、役者の自然な立ち居振る舞いを引き出したいという小林監督の意向で、2人はリヨンで初めて顔を合わせ、撮影時間外もほとんど会話を交わさずに距離を保ったという。「監督が、撮っていくうちに自然と役が出来上がっていくからって。だからセリフや感情の動きも、ある程度は自由に任せてくれました」(眞木)、「でも、あるシーンで会話が親密になり過ぎて、『ここではまだ早い』って監督に怒られたこともありましたけれど」(吉瀬)。そんなライブ感覚を大切にした2人の濃厚な演技が大きな見どころだ。

ちなみに劇中で描かれるように、旅先での出会いが恋愛に発展する可能性について、眞木は「ありえる」と即答。自身が20代の頃に単身訪れたニューヨークで、タクシーから降りてきた外国人女性に一目惚れするも、結局声をかけることもできなかった切ない思い出を告白した。吉瀬は「眞木さんみたいな方に出会ったら、(恋に)落ちますよ」と照れながらも、日常から離れた旅先ならではのシチュエーションが恋を後押しすると語った。

白夜」は9月19日より新宿武蔵野館ほかにてロードショー。

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