カニエ・ウェスト大暴走、マドンナは感動スピーチを披露。MTVアワード発表

今年の見どころは、ビヨンセやピンク、レディー・ガガといったライバルたちを蹴落とし、最優秀女性ビデオ賞に輝いたカントリーシンガー、テイラー・スウィフト（19）の受賞スピーチの場面。壇上でトロフィーとマイクを手渡されたスウィフトが、感謝の言葉を語っていたところ、ラッパーのカニエ・ウェストが突然乱入した。そして、マイクを奪うと、スウィフトに祝福の言葉をかけつつも「ビヨンセのビデオがベストだ！」と叫び去り、呆気にとられるビヨンセとぼう然と立ち尽くすスウィフトの姿がカメラに収められた。

その後、最優秀ビデオ賞に選ばれたビヨンセは、「すばらしいわ。17歳のとき、デスティニーズ・チャイルドとして初めてMTVアワードを受賞したことを思い出すわ。私の人生のなかでも、すごく興奮した瞬間だった」と挨拶。そして、スウィフトを呼んで壇上に上げ、ウェストによって中断されたスピーチの続きを促した。ウェストは泥酔していた模様で、授賞式後に自身のブログでスウィフトに謝罪している。

今年の同アワードは、故マイケル・ジャクソンさんへのトリビュートコーナーで幕が開き、マドンナがジャクソンさんとの秘話を交えた約6分間の感動的なスピーチを披露したほか、妹ジャネット・ジャクソンが兄とのデュエット曲「スクリーム」を熱唱した。

第26回MTVビデオ・ミュージック・アワードの主な受賞結果は以下の通り。