「サマーウォーズ」観客動員100万人突破、異例の長期興行展開
2009年9月14日 12:00

[映画.com ニュース] 「時をかける少女」の細田守監督の最新作「サマーウォーズ」が9月10日、公開41日目で観客動員100万人を突破した。
8月1日に127スクリーンで公開された同作は、公開週末2日間で10万9000人を動員し、興行収入は1億3000万円。興行ランキングでも、初登場7位と健闘した。新作が続々と封切られた公開3週目にベスト10圏外の11位へと順位を落としたが、翌4週目には9位に返り咲き。その後は7位まで順位を押し上げ、13日までに動員103万8000人、興収13億6000万円を記録してベスト10を堅守している。
オリジナルのアニメ映画としては異例の興行展開を続けているが、韓国でも8月13日に約100スクリーンで公開。これは、スタジオジブリ作品、ドラえもんシリーズに次ぐ規模で、期待の大きさがうかがえる。
また、前作「時をかける少女」が06年に国内外23の映画賞を受賞した細田監督の3年ぶりの新作だけに、海外からの熱視線も見逃せない。8月5日にスイスで開幕したロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に、日本のアニメ作品としては初選出。また、このほどシッチェス・カタロニア国際映画祭09で招待作品としての上映が決定するなど、今後もその動向に注目が集まる。
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