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「20世紀少年」ついに完結!カンナ役の平愛梨が涙ながらに「恩返し」誓う

2009年8月31日 12:00

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この終わりが、女優としての新たな始まりに
この終わりが、女優としての新たな始まりに

[映画.com ニュース] 浦沢直樹の人気コミックを全3部作で実写映画化した「20世紀少年 最終章/ぼくらの旗」(堤幸彦監督)の初日舞台挨拶が8月29日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演の唐沢寿明豊川悦司常盤貴子らが登壇した。

総製作費60億円を投じたシリーズ3部作のラストを飾る本作は、謎の支配者「ともだち」から世界を取り戻そうとするケンヂ(唐沢)、オッチョ(豊川)、ユキジ(常盤)らの最後の戦いを描いたスペクタクル大作。完成披露を含めたすべての試写会では、ラスト約10分間がカットされており、公開初日まで誰もが「ともだち」の正体を知ることができなかった。

当日はいち早く映画版の結末を目撃した客席の熱気を受けて、「本当に今日で終わるのかと思うと寂しい」(唐沢)、「すごく幸せな作品になった」(豊川)、「みんなでこの夏、最後の夏祭りを盛り上げてください」(常盤)と出演者たちもシリーズ完結に喜びと一抹の寂しさを覚えている様子。

「ともだち」の正体は映画のラストで確認を
「ともだち」の正体は映画のラストで確認を

なかでも今シリーズにケンヂの姪カンナ役で大抜擢された平愛梨は、「この偉大な作品にちっぽけな私が出演できたことを本当にありがたく思います」と涙ながらに感謝のコメント。さらに「10年間売れなかった私を見捨てずにいてくれた(所属)事務所の社長さんやスタッフの皆さんに、恩返しできるようこれからも頑張ります」と女優としての抱負を新たにしていた。

登壇者の挨拶後には、あの「ともだち」が200万円相当の巨大ダルマと共にステージに乱入。翌日(8月30日)に行われる衆院選を意識し、ヒット祈願として唐沢がダルマに目を入れたほか、常盤がキャストを代表し三本締めを披露した。

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