ヒュー・ジャックマンが「ウルヴァリン2」で東京行きを熱望!
2009年8月11日 12:00

[映画.com ニュース] 8月9日に米ロサンゼルスで行われたティーン・チョイス・アワード授賞式で、「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」(9月11日公開)に主演したヒュー・ジャックマンが「アクション/アドベンチャー部門賞」を受賞した。
ステージに登ったジャックマンはサーフボード型のトロフィーを受け取り、続編「ウルヴァリン2」への出演契約を交わしたことを明かし、その物語がファンが熱望する日本の東京を舞台にしたものであることを明言。バックステージで彼は、米MTVに対し、「日本が私たちの向かっている場所で、今その仕事を始めたばかりだ。僕たちは物語を練っている初期段階にある」と付け加えた。
ジャックマンが語っているのは、クリス・クレアモント&フランク・ミラーの作画により82年に出版された4巻分の物語。ウルヴァリン(ローガン)が愛するヤクザの娘マリコ・ヤシダを追って日本の東京を訪れる「ジャパン・エピソード」だ。
マリコは、日本最大のヤクザ組織の親分でニンジャ組織「ザ・ハンド」を束ねる犯罪王シンゲン・ヤシダの娘で、シルバー・サムライ(ケンイチロウ・ハラダ)の異母妹。最初はシンゲンと反目するローガンが、のちに結婚を認められるが、抗争する敵にフグの毒を盛られて死んでしまう。
この一連の物語(サーガ)が大好きなジャックマンは、「僕が初めからずっと映画化したかった物語だ」と熱望している。
一方で、「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」はスピンオフ「デッドプール」が作られる予定で、デッドプール役を演じるライアン・レイノルズはまた、DCコミック原作のワーナー映画「グリーン・ランタン」の主役にも決まっており、続編にデッドプールが出演できるのか注目される。
先日発表された警察庁とのコラボ・ポスターで、ウルヴァリンは「この男にも許されない! ダガーナイフ所持禁止」と登場して話題を呼んだ。今回のこの発言で、ジャックマン来日の際、マリコ役を含め日本人キャストが誰になるのか、質問が集中するのは避けられなくなった。

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