トム・フェルトン、「ハリー・ポッター」で学んだ「謙虚さと感謝の気持ち」
2009年8月7日 12:00

[映画.com ニュース] 大ヒット公開中の人気ファンタジーシリーズの第6弾「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のPRのため、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが初来日。7月末日、インタビューに応じた。劇中ではシリーズ1作目から主人公ハリーへの敵対心をむき出しにする憎まれ役を演じ続けているフェルトンだが、その素顔はドラコとは正反対の気さくで謙虚な青年だ。
87年イギリス生まれで、現在21歳。これまでの人生の約半分を「ハリポタ」とともに過ごしてきたわけだが、「僕の人生の大きな一部だよ。学校やほかの何よりも大きな意味があった。でも、その意味というのは今から20年くらいたって振り返ったとき、初めて分かるものだと思う」と、シリーズに参加してきた感想を語る。「でも、これだけ偉大なイギリスの俳優たちや、素晴らしいスタッフと仕事ができるということは、ほかではあり得ない。演技についてたくさん学んだし、なにより関わる人たちが本当に謙虚で、僕も天狗にならずに謙虚でいること、感謝することを学んだ。その場にいられるだけで光栄だってね」
先月、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが、初期の数作でフェルトンに恋していたことを告白したと一部で報道されたが、フェルトンは「とてもうれしいけど、今は僕にも恋人がいるから、その彼女を大切にしたいな」と、はにかむ。「現場ではダニエルたちと仲良くしてるよ。なにしろ撮影中は待ち時間のほうが長いからね。最初の頃は1~2歳違うだけでもずいぶん違うような気がしていたけど、今はみんな大人になって、全然そういう差はない。楽しみながらやってるよ」
ちなみに一緒に来日した恋人とは、忙しいプロモーションの合間を縫って3時間ほどショッピングを楽しんだらしい。「原宿に行ったんだ。彼女が買い物をしたいって言うから。僕は見ていただけで、何も買ってないよ(笑)」
現在はシリーズ最終作の「ハリー・ポッターと死の秘宝」2部作を撮影中。「僕の部分の撮影はまだ少なくとも12週くらい残っているから、その間はずっと金髪でいなくちゃね(笑)。普段は髪の色が違うから、意外と気付かれないんだ。ラッキーなことにね。シリーズが終わってしまうのは寂しい。どうしてJ・K・ローリングは原作を7冊で終わらせてしまったんだろうと思うけど、一方で7冊がベストだったとも思うし、複雑な気持ちだよ。先のことは分からないけど、もうホグワーツに戻れないのはやっぱり寂しい気がするね」
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