杏がメーテルになって松本零士と対面!「銀河鉄道999」イベント
2009年8月5日 12:00

[映画.com ニュース] 1970年代後半から80年代にかけて社会現象となる大ブームを巻き起こし、その後の漫画史・アニメ史に多大な影響を与えた「銀河鉄道999」。その第1作劇場版のブルーレイ化(09年9月9日発売)を記念して、1979年の初公開からちょうど30周年の記念日にあたる8月4日、東京・新宿の新宿バルト9にてイベント上映会が行われ、原作の松本零士、りん・たろう監督、声優の野沢雅子、池田昌子、肝付兼太、麻上洋子らが登壇した。
「999の旅は永遠に終わらない。今も30年前と同じペースで続きを描いている」と現役バリバリの松本をはじめ、主人公・星野鉄郎役の野沢、メーテル役の池田ら当時と変わらぬ懐かしい声に感嘆のざわめきが起こるなど、会場は同じ時代を共有した者ならではの高揚感と、同窓会を思わせる温かい空気に包まれた。
そんな中、モデル・女優の杏がメーテルのコスプレ姿で登場。鉄郎が持っている999の「無期限有効パス」にちなみ、映画館の無期限鑑賞パスを松本に贈呈したが、その様子はまるでメーテルと鉄郎の実写版を見ているよう。松本自身「鉄郎になったような気分」とコメントし、会場の笑いを誘った。
また、歌手のタケカワユキヒデ(ゴダイゴ)が、当時大ヒットした主題歌「The Galaxy Express 999」のライブを行った。「去年CMで(EXILEによるカバー・バージョンが)使われたおかげで、最近は『EXILEの曲でしょ』と言われる」と苦笑しながらも「自宅で作ってきた」というカラオケをバックに熱唱したほか、「大きな車輪の絵を1枚見せられて、一晩で曲を書けと言われた」と裏話を明かすなど、会場を盛り上げた。
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